【関屋記念】牝馬が上位独占!3歳牝馬プリモシーンが重賞V2決めた
「関屋記念・G3」(12日・新潟)
1番人気の3歳牝馬プリモシーンが、馬場の真ん中を力強く伸びて、1月のフェアリーSに続く重賞2勝目を挙げた。
出遅れ癖のある同馬だが、きょうは互角のスタートを決めて道中は中団でじっくりと脚をためる形に。ラストの直線で満を持して追いだされると、51キロの斤量も味方に鋭く反応。抜群の切れ味を発揮して先頭へ躍り出ると、そのまま後続の追撃を振り切った。
未勝利戦V時以来、久々に手綱を取った北村宏は「直線が長いのでじっくり追いだした。抜け出してから少しよれる場面はあったけど、この一年で中身が入ってきて、いい馬になっている」と愛馬の成長ぶりを喜んだ。
直線外から猛追したM・デムーロ騎乗のワントゥワンが2着、3着にはエイシンティンクルが逃げ粘って、夏競馬らしく牝馬が上位を独占した。