【ボート】まるがめメモリアルカウントダウンコラム4
「ボートレースメモリアル・SG」(21日開幕、まるがめ)
今年の四国チャンプとして林美憲が参戦する。これまでにSG優出も2回経験している実力者だが、メモリアルは初出場となる。
今年はまるがめで開催された2月のG1・四国地区選を制覇。優勝戦では、インからコンマ10のトップSを決めて逃げ切り勝ち。「完璧。もしかしたら節イチだったかも」とエンジンを強力に仕上げて、2010年以来となる四国の頂点を極めた。
徳島支部では田村隆信を中心に強豪がひしめいているため、これまでメモリアルには縁がなかった。今回は山田祐也(2年連続2回目)と共に選出。3月のクラシック(浜名湖)以来、今年2回目のSG舞台を踏むことになった。
一般戦が主戦場ではあるが、林はインでしっかり勝てる選手。過去5年間(14年8月から18年7月まで)のイン勝率は76・9%と高く、平均STもインではコンマ13とスリットの切れ味が増す。
こうして勝率を積み上げて、今年の前期と後期は連続して適用勝率7点超えを達成。10月に蒲郡で開催されるダービー出場もデビュー以来、初めて決めた。インで勝負強く、6号艇ならば果敢な進入も見せる林が、メモリアルの舞台で気後れすることなく手腕を発揮する。