「ボートレースメモリアル・ＳＧ」（２１日開幕、まるがめ）

　現在の賞金ランクは１１位。ダービー出場権を持っていない長田にとっては、このメモリアルが最も重要な戦いとなる。年末を見据えた獲得賞金争いが激しさを増しているだけに、「賞金争いで振り落とされないように付いていきたい。余裕までは出なくても、いい位置にいられるように」と集中力を高めて臨む。

　今年は１月に平和島でＧ１、５月にびわこでＧ２を優勝。６月の徳山のグランドチャンピオンではＳＧ優出（６着）。５月の平和島Ｇ３制覇からは優勝に届いていないが、コンスタントに活躍してきた。

　まるがめは昨年７月のオーシャンカップ以来の出場。これまで一般戦とはいえ１６年１０月、１７年５月と連続優勝を飾っている。通算では５回の優出でＶ４と、無類の勝負強さを発揮。Ｇ２以上での優出実績はないが、好相性の水面だ。

　メモリアルは３年連続５回目の出場。桐生で開催された１６年は優出３着と結果も残している。今年はメモリアルの直後に、地元の多摩川周年記念が控えていることもあり気合十分。１５年のグランプリシリーズ（住之江）以来となるＳＧ戴冠を果たして、地元Ｇ１に凱旋（がいせん）する。