【新潟記念】藤田菜七子 女性騎手重賞初Vへ挑む 最軽量のハンデ50キロ生かす
「新潟記念・G3」(2日、新潟)
JRA女性騎手として初の重賞Vなるか-。先月25日の新潟12RでJRA通算35勝目を挙げ、JRA女性騎手最多勝記録を更新した藤田菜七子が、ディープインパクト産駒ベアインマインドとのコンビで自身8度目となる重賞の舞台に挑む。出走メンバーで最軽量のハンデ50キロを生かせば、上位に食い込む余地は十分にありそうだ。
31日にはパートナーと初コンタクト。美浦坂路を駆け上がった。「すごく乗りやすい子ですね。競馬に向けていい感覚をつかめたのかなと思います」と手応えも上々の様子だ。
これまで自身のJRA重賞での最高着順は9着。JRA女性騎手の最高着順は増沢(旧姓・牧原)由貴子元騎手が1996年10月のカブトヤマ記念(セザンファイター)で記録した7着となっている。
1日の新潟では9鞍に騎乗したが、2着が最高。2日も9鞍を予定し、自身が持つJRA女性騎手一節最多騎乗数を18鞍に更新する。現在3週連続で勝利を挙げ、8月には自己最多の月間5勝と勢いに乗る菜七子。重賞制覇の快挙達成があるかもしれない。