【セントウルS展望】春のスプリント王・ファインニードルがいよいよ始動
「セントウルS・G2」(9日、阪神)
高松宮記念の覇者ファインニードルが、春秋短距離G1制覇に向けて始動する。前走のチェアマンズスプリントプライズ(香港G1)4着後は、馬体が減ったために放牧へ。じっくりと立て直し、8月中旬に帰厩した。当レース連覇がかかるが、高橋忠師は「去年はこのレースで目いっぱいに仕上げた感じだったけど、今年は目標が先。いい形でつなげられれば」と冷静に先を見据える。G1馬の底力を見せられるか。
アイビスSD2着、北九州記念3着と、近況高いレベルで安定感を見せるラブカンプー。まだまだ伸び盛りの3歳馬。勢いは侮れない。1番人気の北九州記念で7着に敗れたダイアナヘイローだが、今年の阪急杯Vを含め、5戦3勝と得意の阪神なら巻き返しも十分可能だ。
昇級戦のアイビスSDで4着と好走したレジーナフォルテ、重賞で差のないレースが続くアサクサゲンキなども虎視たんたんとタイトル奪取を狙う。