【競輪】平原康多が貫禄を示してG2共同通信杯を制覇

優勝杯、花束を手に笑顔の平原康多(撮影・持木克友)
3枚

 「共同通信社杯・G2」(16日、高知)

 平原康多(36)=埼玉・87期・SS=が直線で鋭く伸びて優勝。優勝賞金2130万円を獲得した。昨年のG1・全日本選抜(取手)以来となるビッグレース制覇。2着に清水裕友、3着に浅井康太が入った。

 貫禄を示した。20代が4人出走。若手の存在がクローズアップされた決勝で、G1優勝7回を誇る平原が実力を発揮。真っ先にゴールを通過すると、右手を突き上げた。

 「初日にふがいない競走をして気持ちが入りました。優勝できてうれしいです」。

 道中は中団を追走。最終ホームでは前方の村上が落車したが、アクシデントにも動じず冷静に運行。最後の直線では力強く踏み込んで優勝を手にした。

 昨年の全日本選抜以来のビッグレース制覇。「試行錯誤してきましたが、結果を一つ残せてよかった」と喜びをかみしめた。今シリーズは初日の1次予選でまくり不発に終わる(4着)と、すぐさまセッティングを調整。2日目以降は3連勝を決めて、修正能力の高さを示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス