【ボート】児島周年は山崎智也がイン速攻で優勝 1日順延も31回目のG1優勝に笑顔
「児島キングカップ・G1」(1日、児島)
12Rで優勝戦が行われ、1号艇で圧倒的な人気を背負った山崎智也(44)=群馬・71期・A1=がイン速攻で1着。児島周年は2005年以来の2回目、G1は16年4月の桐生ダイヤモンドカップ以来となる31回目の優勝を飾った。2Mで中沢和志(埼玉)をさばいた山本寛久(岡山)が2着、2周1Mを小回りの川崎智幸(岡山)が3着に入った。
台風24号の影響で1日順延。優勝した山崎は児島上空に広がった青空のような晴れやかな笑顔を見せた。優勝戦はインからコンマ13のスタート。まくりも差しも許さず逃げ切った。「エンジンさまさま。最近は優勝戦に1号艇で乗れることがないので楽しんだ」と前節の中間整備で急上昇した11号機を武器に突っ走った。
16年6月のSG・グランドチャンピオン(蒲郡)で優勝して以降、目立つ活躍はなかった。だが、この優勝で900万円を加算し、今年の獲得賞金ランクは41位から27位へ。「パッとしない年だったが、これでSG・チャレンジカップ(11月20~25日・芦屋)が見えた」。誰よりも派手なことが似合う山崎。グランプリ出場へ向け、ここからど派手に突っ走る。