【凱旋門賞】クリンチャー、反撃へ上昇一途 宮本師は渾身の仕上げを約束

 「凱旋門賞・仏G1」(7日、パリロンシャン)

 新装パリロンシャン競馬場で行われる世界最高峰の一戦に、日本から昨年の菊花賞2着馬クリンチャーが、武豊とのコンビで参戦する。管理する宮本博調教師(55)=栗東=は同レース初参戦。

 本番での巻き返しを狙うクリンチャーはレース後、順調に調整が進んでおり、ひと叩きされて馬体に変化が出てきた。「前走は太く見えましたが、今回は腹が引き締まってきました。悔いのないよう、ピークの状態に持っていきたい」と宮本師。

 最終追い切りは3日を予定しており「今度はハードにやります」と渾身(こんしん)の仕上げを約束した。

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