モレイラ 自信は“50%” JRA騎手免許一次試験受験 合否は11日発表

 JRA騎手免許一次試験(学科・筆記)が2日、千葉県白井市のJRA競馬学校であり、受験を公言していた短期免許で来日中のジョアン・モレイラ騎手(35)=ブラジル=が、試験終了後、取材に応じた。

 スーツ姿のモレイラは、やや疲れた表情。90分間、日本の競馬関係法規などを英語で問う筆記試験に臨んだ。ペーパーテストは学生時代の06年に課された科学や数学の試験以来といい、「出題量が多くて、時間配分が難しかった。最後は少し手付かずのまま残してしまった問題もある」と明かす。「問題自体も難しいと想像していたが、それよりもすごく難しかった。自信?うーん。フィフティフィフティ」。少なくとも“大丈夫!”と思える手応えではなかったようだ。

 これまでは筆記試験に向けての勉強に集中していたが、二次試験に進めれば日本語による口頭試問があるため、日本語の勉強に、これから本腰を入れるという。週明けにも語学学校に入校し、家庭教師との2本建てで対策していく。

 香港での騎手ライセンスを更新せず、退路を断って臨んでいるJRA転籍へのチャレンジ。一次試験の合否は11日に明らかになる。

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