【京都大賞典】サトノダイヤモンド貫禄 “再輝”へムード上昇
「京都大賞典・G2」(8日、京都)
完全復活に向けてムード上昇だ。昨年の阪神大賞典以来、久々の勝ち星を狙うサトノダイヤモンドは4日、川田を背に栗東CWでクライムメジャー、ソーグリッタリング(ともに4歳1000万下)と3頭併せを敢行した。
序盤は僚馬2頭を前に見る形で進み、ラストの直線に向くとエンジン点火。鞍上の仕掛けに鋭く反応した。王者の風格漂うフットワークで、6F85秒4-38秒9-11秒4の時計をマークして最先着を果たした。
兼武助手は「今週は調整程度で。雰囲気は春と比べてもいいように感じますし、肉体面も良くなったように見える。いい方向には向かっているので、あとは実戦でどうなるか」と復活に期待を寄せた。
今回初コンビを組む川田は、4週連続で調教に騎乗。念入りな調整で戦闘準備を整えた。「騎手が試行錯誤してやってくれている。実戦で結果を出して確証を得たい」と同助手。新たなパートナーとともに“再輝”を誓う。