【秋華賞】ミッキーチャーム極上の切れ味 片山助手「雰囲気良かった」

 「秋華賞・G1」(14日、京都)

 夏の北海道シリーズで3連勝を飾ったミッキーチャームが10日、栗東CWで軽快なフットワークを披露した。序盤多少行きたがるそぶりを見せたものの、鞍上の川田がなだめながらがっちりと手綱をキープ。全体時計は6F82秒5と目立たないが、ラスト1Fは11秒3と極上の切れ味だった。

 片山助手は「雰囲気は良かったですね。追うごとにテンションは上がっているけど、これはこの馬としては悪くないこと。真面目なところがレースの結果につながっていると思う。あとは当日輸送を克服してくれれば」と力を込める。

 2月のデビューから3戦、勝ち切れないレースが続いたが、4戦目に函館で初勝利を挙げると、そこから圧勝続きで3連勝。上がり目という点で見れば、間違いなくこの馬が1番。アッと驚く大駆けがあっても不思議はない。

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