【秋華賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
秋華賞が行われる14日、京都競馬場がある京都府南部の天気予報は曇りのち晴れで、降水確率は10%。未明に弱い雨が降る可能性はあるが、さほど含水量に影響はなさそう。日中の気温は22度前後まで上昇する見込みで、絶好の競馬日和となりそうだ。
芝はAコース(内柵を最内に設置)を使用。今開催の芝は、野芝約10~12センチ、洋芝約12~16センチと長めで、全体的にやや時計を要している。同じ芝2000メートルで行われた土曜の京都11R・大原S(1600万下)は、スローペースで“行った行った”の決着に。勝ち時計は2分1秒1と平凡だったが、さすがにフルゲートで逃げ、先行勢がそろったG1となれば、それなりに時計は速くなる。
そうなれば“外差し”が決まるシーンも十分。前崩れの展開がズボッとハマれば、持ち時計2位タイ&無欲の追い込みにかけるパイオニアバイオが浮上する。母は10年に牝馬3冠を成し遂げたアパパネに迫り、2着に好走したアニメイトバイオ。血統背景からも、一発の魅力は十分にある。