【天皇賞】レイデオロ“再輝” 陣営「馬体も毛ヅヤも目に見えて違う」
「天皇賞(秋)・G1」(28日、東京)
躍動感あふれる動きで好仕上がりをアピールした。昨年のダービー馬レイデオロは26日朝、美浦坂路へ。軽快に駆け上がり、4F58秒5-14秒1をマークした。
万全を期し、いつも通りレース前日の早朝に東京競馬場へ向かう。津曲助手は「輸送があるので少し強めに乗った。変わらず息遣いが良くて落ち着き払っている。古馬らしくなってきた」と成長に目を細める。秋初戦のオールカマーVから中4週と臨戦過程も理想的。「馬体も毛ヅヤも目に見えて違う。今回はボリュームアップしています」と上積みに胸を張った。
17日に行われた1週前追い切りの直線で止めるハプニングが発生。だが、不安を完全に払しょくする最終追い切り、そしてこの日の走りに、藤沢和師は「あれにはびっくりしたな」と豪快に笑い飛ばし、アクシデントがもう過去の出来事であることを強調した。名伯楽にダービートレーナーの栄誉を届けた東京の舞台で、再び輝きを放つ。