【JBCC】杉山師「仕上がりかなりいい」【一問一答】
「JBCクラシック・Jpn1」(4日、京都)
統一ダートG1・3勝目を狙うケイティブレイブが31日、栗東坂路を余力十分に駆け上がって上昇ムードを伝えた。全10勝中8勝を地方の競馬場で挙げる“交流巧者”だが、中間は中央でのスピード勝負に対応できるようにトモ(後肢)を強化してきた。南部杯を制したルヴァンスレーヴ、昨年の最優秀ダート馬ゴールドドリームが不在の一戦。タイトル奪取で存在感をアピールしたいところだ。杉山師の一問一答は以下の通り。
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-始動戦の日本テレビ盃を快勝。
「帝王賞から3カ月以上間があいて、仕上がりがどうかでしたが、思った以上にしっかりと勝ち切ってくれていい内容でしたね」
-最終リハを終えて。
「使った上積みは大きいと感じます。2週前に坂路で調教助手が乗って動いたので、あまりやり過ぎないように、先週はCWでジョッキーに感触を確かめてもらって、今週は坂路でサッとしまいだけ。仕上がりはかなりいいと思います」
-昨年時は目野厩舎所属馬として2着。
「力は見せていたと思います。心肺機能が高く、スタミナがある馬だと感じています。そこにさらにスピードが加わるように調教から心掛けてやってきました。地方競馬のパワーが必要な馬場とはまた違いますから」
-具体的には。
「スピードの基になるのはトモの力。どちらかというと前輪駆動なので、トモに力が入るように突き詰めてやってきました」
-意気込みを。
「地方では強いところを見せてくれていますが、今回は中央での競馬です。中央でも勝てるところをお見せしたいですね」