【JBCC】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「JBCクラシック・Jpn1」(4日、京都)
京都競馬場のある京都府南部の4日の天気予報は晴れ。土曜も終日、好天に恵まれており、当日は良馬場での熱戦が繰り広げられそうだ。土曜京都10Rの貴船S(ダート1400メートル、1600万下)の勝ち時計は1分23秒5。同距離で行われるようになった16、17年(いずれも良馬場)より若干速いタイムで、比較的時計は出やすいコンディションと言っていい。ペースが上がれば1分56秒台前半、落ち着いても1分57秒前後の決着だろう。
スピードを生かした時計勝負なら、テイエムジンソクに出番がある。近2走は不慣れなナイターに加え、深くてタフな地方の馬場で苦しんだが、良馬場でも時計の出やすい京都は、全9勝中5勝をマークするなど得意としている。その5勝中4勝が良馬場でのものだ。走り慣れた中央の軽いダートに戻って自分のリズムを取り戻せれば、持ち味の先行策から押し切る可能性も十分だ。