【エ女王杯展望】3連覇を狙うM・デムーロ騎乗のモズカッチャンが中心
「エリザベス女王杯・G1」(11日、京都)
史上4頭目の連覇を狙うモズカッチャンが主役。前走の札幌記念は最後方からメンバー最速の上がりでタイム差なしの3着。「間隔があいたが、あれだけの競馬をしているし、馬は変わってきている」と鮫島師は成長ぶりを評価。府中牝馬Sは感冒のため回避したが、「しっかりケアもできて順調に来ている」と不安はない。〈2111〉の牝馬限定戦なら実績は上位。同一G1・3連覇を狙うM・デムーロを背に、1年ぶりの勝利を目指す。
リスグラシューは府中牝馬S2着からの参戦。1週前追い切りは、時計のかかる馬場の中、栗東坂路を4F51秒5の時計をマークと好調を維持。GIは2着4回とあと一歩。鞍上にモレイラを迎え、人馬ともに初のタイトルを手にできるか。
秋華賞3着のカンタービレ、紫苑S勝ち馬のノームコアの3歳馬2頭にも注目。安定感が持ち味のフロンテアクイーン、京都大賞典2着と勢いに乗るレッドジェノヴァなども上位を狙う。