【マイルCS】ペルシアンナイト良化 ミルコも太鼓判
「マイルCS・G1」(18日、京都)
07年ダイワメジャー以来、11年ぶりの連覇を狙うペルシアンナイトは14日、M・デムーロを背に栗東CWで3頭併せ。最後方から進み、スヴァルナ(3歳1000万下)には1馬身先着したが、ライバルとなるジャンダルム(3歳オープン)には0秒1届かなかった。
決して見栄えは良くなかったものの、鞍上の表情は明るい。「一回使ってだいぶ良くなったし、心配ない。すごくいい状態」と出来の良さに太鼓判を押した。仕掛けて4F50秒9-36秒9-11秒7なら時計的にも合格点。池江師も「動きは見劣りましたが、去年のマイルCSよりいい状態。筋肉量が増えて男馬らしくなりました」と成長を口にした。
17年ぶりの3歳Vを決めてから1年。4歳の秋を迎え、馬体は完成の域に達しようとしている。指揮官は「1年間、ふがいない競馬が続いているので、しっかりと結果を出したい」と決意表明。昨年がフロックだったとは言わせない。マイル王に就いた舞台で、輝きを取り戻す。