【ボート】芦屋チャレンジカップカウントダウンコラム2
「チャレンジカップ・SG」(20日開幕、芦屋)
ボートレース芦屋でのチャレンジカップ開催は2005年の第8回、15年の第18回以来、3年ぶり3回目となる。水質は淡水で、プール型の競走水面。バック側には葦(あし)が群生しており、天然の消波装置の役割を果たしている。1M周辺は広いために、全速で握ることができる、走りやすい水面だ。そのためパワーとスピードの勝負が堪能できる。
今年8月~10月31日までのイン勝率は56・5%で、基本的にはインが有利。それでも握りやすい水面なので、全速戦を得意とする選手から狙ってみても面白い。
風向きはチャレンジカップが行われる時期は追い風が基本だが、風向きが変わることもあり、いかにS勘をつかむかが重要になる。風速が5メートルを超えると、ターンが流れて差しが有利になる。
現行エンジンは6月8日に使用開始。2連対率1、2位の38、42号機が“ツートップ”と言える。38号機は全体にバランスが取れており、乗り手の調整を反映する良機だ。42号機は実戦向きで、反応の良さが目立つ。実績面では5、9号機がともに優出3回、優勝2回でリードしている。ほかでは44号機は強力な伸びを誇る。また32、45号機あたりに注目したい。