【ボート】芦屋チャレンジカップカウントダウンコラム4
「チャレンジカップ・SG」(20日開幕、芦屋)
笠原亮は、17日現在で賞金ランク9位。3年ぶり3回目のグランプリ出場は当確の状況だ。
今年の優勝は4回。そのうち2月徳山、10月戸田で2回のG1を優勝しているのは大きい。SGでは、8月のメモリアルを準Vで賞金を加算している。
G1を制したのは10年ぶりだった。SG戦線でも、常に上位進出をしているタイプではない。「今年は大きいレースで勝っているので稼いだ。いいときに、しっかり結果を出せるように」。今年は勝負強さを発揮し、充実ぶりを見せている。
グランプリをトライアル2ndからのシード権を得られる6位以内に食い込めるか、現在は微妙な立場。日頃から同支部の先輩・菊地孝平に「ベスト6で(グランプリに)いくことが大事」とゲキを飛ばされている。
ベスト6入りを狙えるチャンスは十分にある。なんといっても、3年前に芦屋でのチャレンジカップ覇者である。芦屋自体の相性も良く、今年3月にも一般戦を制するなど、優勝4回の実績がある。「めったにないチャンスをモノにできるように」。実績を残す芦屋でのSG開催も、絶好の巡り合わせといえる。3年ぶりのSG制覇へ集中して臨む。