【ジャパンC】スワーヴリチャード充電仕上げ 雪辱へ「エネルギーためて」
「ジャパンC・G1」(25日、東京)
まさかの大敗から約1カ月-。雪辱を期すスワーヴリチャードが軽快な動きで仕上がりの良さを伝えた。
21日、栗東CWでダイシンカローリ(3歳1000万下)を2馬身追走し、馬なりのまま馬体を並べてゴール。6F85秒2-39秒2-12秒6のタイムをマークした。騎乗したM・デムーロは「(この秋は)1回使っているから、1週前の追い切りは軽め。今回もそんなにやっていない。前走のダメージもない」と納得の様子だ。
庄野師も笑顔で人馬を出迎える。「時計は速過ぎず、遅過ぎず。走りたいという気持ちが伝わってきたし、レースまでにエネルギーをためていきたい」と追い切りの意図を説明した。
1番人気に支持された天皇賞・秋は10着と大敗した。「スタートで(他馬と)ぶつかったし、3、4コーナーでは内へモタれて直線も全然伸びなかった」とは鞍上。「ゲートでイライラするのでタイミングが大事。アーモンドアイは化け物。強い馬もいっぱいいるけど、前回は競馬をしていない。(3走前の)大阪杯は強かったのでチャンスはある。勝ちたい」と力を込める。復権を掲げる一戦。もう負けられない。