【チャンピオンズC展望】ドリーム、スレーヴ、ブレイブの三つどもえ
「チャンピオンズC・G1」(12月2日、中京)
歴戦の古馬か、それとも期待の新星か-。V争いは三つどもえの様相だが、筆頭は昨年の覇者ゴールドドリームだ。今年はかしわ記念、帝王賞と交流G1を2勝。前走の南部杯はルヴァンスレーヴの2着に敗れたが、「力負けはしていないし、ほぼ完成の域に来ている」と平田師。充実期を迎えた5歳馬が、自身5つ目のゴールドメダルを狙う。
レベルが高いと言われる3歳世代のなかでも頭一つ抜けているルヴァンスレーヴ。ここまで7戦6勝、2着1回とほぼパーフェクトな戦績だ。前走の南部杯ではゴールドドリームとの直接対決で完勝を収めた。中央G1初ゲットで世代交代を告げるか。
JBCクラシック覇者ケイティブレイブも侮れない。その前走は中団から差し切る強い内容。脚質にも幅が出てきた。「充実期と言っていいし、自信は持っている」と杉山師は頂点獲りに意欲満々。昨年4着のリベンジを狙っている。
JBCクラシック2着と勢いに乗る3歳馬オメガパフューム、フェブラリーSの覇者ノンコノユメ、G1初制覇を狙うサンライズソア、成長著しいJBCレディス制覇のアンジュデジールなども上位をうかがう。また、唯一の外国馬パヴェルも不気味な存在だ。