【葉牡丹賞】ランフォザローゼス2連勝だ 藤沢和厩舎エース候補…漂う大物感
「葉牡丹賞」(12月1日、中山)
関東の名門・藤沢和厩舎から、牡馬のエース候補が満を持して登場する。首差ながら、デビュー戦をきっちりと勝ち上がったランフォザローゼス。そのセンスあふれるレースぶりには、十分大物感が漂っている。
現時点で同厩舎の2歳世代はグランアレグリア、シェーングランツの牝馬2頭がリードしている。とはいえ1戦1勝の若駒にも、藤沢和師は「素質のある馬」と大きな期待を寄せる。
デビュー戦は2番手から抜け出す横綱相撲で、2着馬の猛追を封じ込めた。3、4着馬が次戦、それぞれ1番人気に応えて快勝と、レベルの高い一戦でもあった。「ケイコより、レースに行って全然違ったね」と、実戦タイプを印象づけた愛馬に目を細めた。
その後は、放牧へ出てリフレッシュ。今回は右回りの中山コースに舞台は変わるが、「競馬が上手な馬だからね。問題ないよ」と意に介さず。無傷の2連勝でスター街道へ-。“男の子”も負けてはいられない。