【チャンピオンズC】サンライズソア逆襲リハ G1初Vへ鞍上モレイラ

 「チャンピオンズC・G1」(12月2日、中京)

 新鞍上にモレイラを迎え、悲願のG1獲りへ挑むサンライズソアは29日、栗東坂路で最終リハ。文句なしの動きで併走先着と、万全の態勢を整えた。また、唯一の外国馬パヴェルも中京競馬場で順調にメニューを消化した。

 “マジックマン”の手綱で、待望のG1初制覇へ-。1番人気に推されたJBCクラシックで3着に敗れたサンライズソアが逆襲に燃える。

 最終追い切りはモレイラを背に栗東坂路へ。サンライズソウマ(4歳500万下)を相手に余裕たっぷりの手応え。残り2F地点でスッと前へ出ると、そのまま0秒2先着してフィニッシュした。馬なりで4F52秒9と全体時計は優秀。ラスト1Fはエラー表示だったが、併走馬が12秒3だったことからも、12秒台前半の好タイムが出ていたと思われる。

 初めてコンタクトを取ったモレイラは「自分からハミを取ってくれて、手応えは良かった。最後は反応を確かめましたが、しっかりと走ってくれました。状態は良く、満足しています」と好感触を口にした。

 坂路へ向かう時に気難しいしぐさを見せたが、追い切りでの折り合いは実にスムーズ。「良かったね。前走はもう少し負荷をかけておきたかったが、今回は先週ビシッとやれているし、動きを見ても心配はない」と河内師は状態面に自信をのぞかせる。

 先手を奪った前走は、途中からテイエムジンソクに絡まれる厳しい展開。師は「よく3着に粘っているよ。後ろの馬の出方次第だけど、自分のペースで運べれば」と今度こそ押し切りVを描く。呼応するようにモレイラも「前に行った方がいいでしょう。それを変更するつもりはないです」と言い切った。

 枠は5枠9番に決まった。「外に逃げ馬がいないのはいいね。パヴェルやケイティブレイブがハナへ行くなら2番手でもいいし、行かないなら行っても」と師。最大の武器である先行力を生かし、桶狭間決戦を押し切る。

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