【有馬記念】ミッキーロケット鋭伸!距離バッチリ9年ぶり同一年宝塚&有馬制覇だ
「有馬記念・G1」(23日、中山)
今年の宝塚記念勝ち馬ミッキーロケットは、新コンビのマーフィーを背に栗東坂路で併せ馬。先行させたビックリシタナモー(4歳1600万下)に余裕の手応えで並び掛けると、反応良く鋭い末脚を繰り出し、最後は2馬身先着した。
「G1を勝っているだけあって、いい馬ですね。フレッシュな状態で、いい意味でリラックスしている」と“若き天才”マーフィーは好感触をつかんだ様子だ。時計も4F50秒8-37秒4-12秒5と優秀。音無師も「動きは良かったんじゃないかな。宝塚記念と同じくらいの状態にあるよ」と胸を張る。筋肉痛でジャパンCを回避したものの、その影響はみじんも感じさせない。
以前は調教でもヨレる面があったが、真っすぐ走れたのもいい傾向だ。「全然そんなそぶりはなかったね。最近は競馬にいっても大丈夫だから。2500メートルも、ちょうどいいと思う」と指揮官。09年ドリームジャーニー以来、9年ぶりの同一年宝塚&有馬記念制覇を成し遂げてみせる。