【有馬記念】パフォーマプロミス雰囲気いい 前走以上!!藤原英師も納得
「有馬記念・G1」(23日、中山)
目下の充実ぶりを見せつけた。アルゼンチン共和国杯覇者パフォーマプロミスは、栗東CWで単走。直線は外ラチ沿いで軽く促されると、全身を弾ませて鋭く伸びた。
6F83秒5-37秒6-12秒0に、騎乗した北村友(レースはC・デムーロ)は「良かったです。前走よりも雰囲気はいい。落ち着いています」と好気配を伝える。藤原英師も「単走でしまいをサッと伸ばした。いいよ。前走の感じを維持できている」と納得の表情を浮かべた。
デビューから3連勝を飾っているが、体質の弱さから3、4歳時の実戦はそれぞれ2戦のみ。現時点でキャリアはまだ15戦。焦らず、馬の成長に合わせて使ってきたことで、6歳12月にして素質開花の時を迎えている。「完成の域に来た」と師は期待を膨らませる。
1週前に感触をつかんだC・デムーロも「いい動きで、乗りやすかったよ」と実戦を楽しみにする。全国リーディングを快走する名門厩舎と腕達者のイタリアンのタッグが、年末のグランプリを熱くする。