岩手競馬レース休止来月7日まで 禁止薬物「故意に混入か」
岩手県競馬組合は26日、新たに競走馬1頭から禁止薬物が検出された問題を受けて記者会見し、30日から来年1月7日までレース開催を取りやめると明らかにした。次回開催予定は3月23日。内宮明俊副管理者は、距離が離れた競馬場にある厩舎で起こったことから「故意に混入された可能性が高まった」としている。禁止薬物検出は今季5頭目。
組合によると、今月17日に水沢競馬場(奥州市)で行われたレースに出走したネイチャーサムソン(2歳牡馬)から、禁止薬物のボルデノン(筋肉増強剤)が検出された。8頭中3着だった。
レース後に採取した検体を調べた結果、陽性反応が出た。