【日経新春杯展望】強い4歳世代の一角!メイショウテッコンが反撃を期す
強い4歳世代が中心を担う。菊花賞14着からの巻き返しを期すメイショウテッコン。昨年のラジオNIKEEI賞では、のちの菊花賞馬フィエールマンを完封しているように、能力はこのメンバーでも上位と言える。「体が大きくなって、まだまだ成長の余地がある」と高橋忠師は充実ぶりをアピール。7戦ぶりにコンビを組む武豊の手綱さばきにも注目だ。
菊花賞で5着に健闘したグローリーヴェイズもV候補の一角。休み明けを苦にしないタイプらしく、1週前は美浦Wで上々の動きを披露した。きさらぎ賞2着、京都新聞杯4着と京都との相性も悪くなく、重賞獲りのチャンスは十分。
他世代ではムイトオブリガードが最有力。前走のアルゼンチン共和国杯は0秒1差の2着。「年齢と共に脚元が固まってきた」と角田師が話すように、今がまさに充実期。3戦3勝と得意にする2400メートル戦でタイトル奪取をもくろむ。
ジャパンC8着からの参戦となるウインテンダネスにも注目。「体に張りがあって気配もいい」と杉山師は好感触を伝える。目黒記念に続く重賞2勝目を狙う。宝塚記念3着のノーブルマーズ、昨年首差2着のロードヴァンドールも上位争いに加わる。