【京成杯】ダノンラスター 迫力の脚さばき 陣営も納得「力出せる」

 「京成杯・G3」(14日、中山)

 母プリンセスオブシルマーは13年ケンタッキーオークスなど米G1を4勝。良血ディープ産駒ダノンラスターが10日、沈み込むような脚取りで美浦Wを駆ける。鞍上に仕掛けられながらマークした時計は4F55秒8-41秒3-13秒5。数字上は目立たなくとも、迫力満点のフットワークが万全の気配を物語った。森助手は「もともと動く方ではないが、仕上がりはいい。力を出せる状態です」とうなずいた。

 10月の新馬戦V後に挑んだ東スポ杯2歳Sは5着に敗れたが、「初戦で二千を使ってからの千八だったので、追走に戸惑っていた。直線でさばくのに苦労する場面があったし、ロスがなければ際どかったと思う。能力は見せてくれました」と悲観はしていない。

 中間は放牧に出さず在厩で調整。「器用なタイプなので、初めての中山でも問題ない。距離延長も歓迎。このメンバーに入っても通用する器だと思っています」。強気な姿勢を貫く陣営の期待度は相当だ。

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