【競輪】池田憲昭が和歌山記念でG3初V 直線強襲「冷静に見ながら踏めた」

11R和歌山グランプリを制した池田憲昭(右)に花束をプレゼントし握手を交わす本紙評論家の岡田彰布=和歌山競輪場
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 「和歌山グランプリ・G3」(14日、和歌山)

 池田憲昭(36)=香川・90期・S1=が小川真太郎の番手から直線で抜け出して1着。自身初のG3優勝を成し遂げた。2、3着には地元の東口善朋、椎木尾拓哉(ともに和歌山)が入り、3連単は16万7020円の好配当となった。

 うれしい記念初優勝を決めた池田。「自分が獲ったと言うより、小川真君、岩津さんのおかげです」と喜びよりも、ラインへの感謝を口にした。

 レースは三谷を先頭に近畿勢が前受け。赤板前で中四国勢が上昇して前団へ。中団の近畿勢は後方の中川を意識してレースは動かず、小川真が打鐘4角で踏み上げる。最終ホームで三谷が巻き返し、岩津がけん制。押し込まれた岩津と並走になるも「並走でも余裕はあった」と慌てず小川真を追走。「冷静に見ながら踏めた」と直線で抜け出し優勝を決めた。

 次走は地元の高松記念。「いい弾みが付いたけど、目標は特にない。レースを走ると脚の入り方も違うし、アドレナリンも出る。追加を待ってます」と、初日の31日まで日数はあるだけに、追加も視野に入れて地元記念を迎えるつもりだ。

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