【東海S展望】目下5連勝中!砂界の新星インティがタイトル獲得を狙う
最大の注目は破竹の5連勝でオープン入りを果たしたインティ。2戦目の未勝利戦を7馬身差で勝ち上がると、その後も後続に4、4、10、5馬身という圧倒的な差をつけてVと底知れない強さを秘めている。今回が重賞初挑戦となるが、砂の新星になり得る好素材だ。前走でもまだ余力を持ってフィニッシュ。ノンストップでの重賞獲りなるか-。
名古屋グランプリを制したチュウワウィザード。好位からメンバー最速の上がりで差し切り、重賞初挑戦でタイトルを手にした。ここまで8戦して5勝、2着1回、3着2回とまだ底を見せておらず、伸びしろ十分の明け4歳馬。今年のダート路線で飛躍が期待される1頭だ。
チャンピオンズCで4着に奮闘したアンジュデジール。最内枠を生かしてハナへ。マイペースに持ち込み、強力牡馬相手に一歩も引かないレースぶりだった。ダートの左回りは〈4、2、0、1〉と抜群の相性を誇る。2走前にはJBCレディスクラシックをV。実績は最上位の存在だ。
骨折休養で8カ月半ぶりの実戦となるスマハマ。未勝利-500万下-ヒヤシンスSと3連勝を飾り、前走の青竜Sではグリム(のちのレパードS覇者)の頭差2着。3着がオメガパフューム(昨年の東京大賞典V)だっただけに、同馬も世代トップクラスの実力を持っている。実戦勘さえ戻っていれば、ここでも引けは取らない。
近走は若い世代に押され気味のミツバだが、重賞2勝、17年JBCクラシック3着の実績があるだけに軽くは扱えない。