【ボート】未来のスターレーサーたちが意気込み語る
日本モーターボート競走会が選出した2019スター候補選手近畿地区の5人が21日、大阪市のデイリースポーツを訪れた。いずれも19年前期はB1級ながら、近い将来のA1級昇格とG1、SG優勝を狙っていく選手たちだ。
5人の中で唯一、優勝経験(16年尼崎一般戦)のある加藤翔馬(21)=兵庫・115期=は「今年の目標はA級に上がること。気持ちを入れ替えていきます」。レースの日以外は自宅近くのジムに頻繁に通い、新たに体幹強化のトレーニングを取り入れている。
優出経験4回の関野文(25)=大阪・118期=もA級昇格が第一目標。技術的には「S(スタート)力がまだまだ足りない。平均(コンマ)15~16を出せるようにしたいし、スローでももっと着を取れるように頑張らないと」と課題を見据えた。
福井支部はともに22歳で、117期の中山翔太と119期の西橋奈未。中山は「早くA級に上がって地元のG1に出たいです。人間としても立派な大人になりたい」と力を込め、西橋は「男子にも負けないぐらいの旋回力を身につけたいです」と熱っぽく語った。
滋賀支部の沢田尚也(19)=121期=は「レースも人間的にも師匠の馬場貴也選手に憧れています」と目を輝かせた。