【きさらぎ賞展望】池江厩舎の良血ダノンチェイサーが重賞初V狙う
主役はディープインパクト産駒のダノンチェイサーだ。レコード決着となった2走前のきんもくせい特別では、勝ち馬に鼻差及ばなかったもののスピード能力の高さは見せつけた。管理する池江厩舎にとっては、過去3勝を挙げる好相性レース。重賞初Vを飾って、春のクラシック戦線に名乗りを上げるか-。
藤原英厩舎のヴァンドギャルドも見逃せない一頭。前走のホープフルSは直線の不利が応え6着に敗れたが、「強い馬といいレースをした経験があるし、能力はあると思う」と師は自信をのぞかせる。東スポ杯2歳S3着の実績からも上位争いは必至だ。
アガラスはその東スポ杯でヴァンドギャルドに先着。ホープフルSで3着に入ったニシノデイジーと鼻差の接戦を演じた実力は、ここでも上位と言えるだろう。キャリア3戦は全て芝9F戦。戦い慣れた距離で自慢の末脚さく裂といきたいところ。
無傷2連勝中と底を見せていないエングレーバー、前走で強烈な末脚を披露したメイショウテンゲンも要警戒だ。