【京都記念展望】ステイフーリッシュ充実一途 強い4歳世代の仲間入り目指す
「京都記念・G2」(10日、京都)
ステイフーリッシュが主役を張る。3走前の菊花賞こそ11着と大敗したが、続くチャレンジCで3着、前走の中山金杯も2着と好走した。以前はテンションが高かったが、矢作師は「具合はいいし、落ち着いてきた」と心身の充実ぶりを口にする。昨年5月、今回と同じ舞台で京都新聞杯を制しており、コース適性は申し分ない。2つ目のタイトルを手にして、強い4歳世代の仲間入りを果たす。
16年ダービー馬マカヒキは一昨年の当レース3着。約2年5カ月も勝利から遠ざかっているが、中間の調整も順調で、その動きから陰りは見えない。見事な復活劇で存在をアピールしたいところだ。
有馬記念14着からの巻き返しを狙うパフォーマプロミス。1週前追い切りでは、昨年の皐月賞馬エポカドーロに先着と状態は良好だ。7歳でも衰えは全く感じられず、Vのチャンスは十分。
前走中山金杯5着に復調気配が感じられたG1馬タイムフライヤーも上位の一角だ。