宮本博師、ノーブルマーズで京都記念連覇だ「ここを勝って次は400勝目指して」
「京都記念・G2」(10日、京都)
宮本博調教師(55)=栗東=が京都記念連覇へ、重賞初制覇を目指すノーブルマーズを送り出す。「状態はすごくいい。京都は成績もいいし、今の時計のかかる馬場も合ってますので」と手応えをつかむ。
昨年覇者のクリンチャーはこのレースで重賞ウィナーの仲間入りを果たし、天皇賞・春では3着と好走。その後は凱旋門賞に挑戦した。
厩舎にとっても飛躍の一年だった。12月22日の阪神8Rでサマーサプライズが1着となり、JRA通算300勝を達成。記念として厩舎のロゴが入ったキャップを作成した。「結構気に入っています。100勝、200勝の時とデザインは変わっていないけれど、(厩舎カラーである)黄色の馬の絵がいいよね」と仕上がりに満足な様子だ。
「連覇のチャンスはあると思う。ここを勝って次は400勝を目指していきたい」と気合十分のトレーナーは、さらなる高みを目指す。(デイリースポーツ・赤尾慶太)