「フェブラリーＳ・Ｇ１」（１７日、東京）

　最強との呼び声高い４歳世代からはオメガパフュームとコパノキッキング。多士済々なメンバーが集まった今年のＧ１開幕戦。

　猛威を振るう４歳世代。大将格のルヴァンスレーヴ不在となれば前走の東京大賞典で交流Ｇ１初制覇を果たしたオメガパフュームが筆頭に躍り出る。鞍上は１６年モーニン、１７年ゴールドドリームで連覇を達成したＭ・デムーロ。名手の手綱に導かれ、ＪＲＡでもＧ１タイトルを手にする。

　前走後に短期放牧。いいリフレッシュができたようで、調整は至極順調だ。安田翔師は「今までは１週前にある程度つくり、当該週は抑えていましたが、気持ちのコントロールがつくようになっているので、今回はレースへ向けてピッチを上げています」と気性面の成長を強調する。

　舞台は東京のマイル戦に変わるが「ジョッキーは“こなせる”と言っていますからね」と騎乗機会３連勝を狙う鞍上の手腕に託す。