【ダイヤモンドS】力が違った ユーキャンスマイルが重賞初V
「ダイヤモンドS・G3」(16日、東京)
冬の風物詩のマラソン重賞を制したのは、1番人気のユーキャンスマイル。昨年の菊花賞3着馬が、単勝1・7倍の断トツ人気に応え、待ちに待った初タイトルをゲットした。
サンデームーティエが気合をつけてハナを主張。縦長で淡々とした流れのなか、終始ほぼ最後方の位置から進んだ。最後の直線も変わらず内ラチぴったりに末脚をため込むと、ラスト200メートル手前からスパート。前を行く2、3着馬の間をきれいに割ってくると、最後は2馬身半の差をつけ、3分31秒5のタイムで快勝した。
初コンビだった岩田康誠騎手は「乗りやすい馬でした。行きだしてからの脚がすごかったし、反応も良かった。楽勝でしたね。最後はどこの進路を取っても突き抜けそうだったし、まだ余裕がありました」と心地良い汗をぬぐった。
2着には8番人気のサンデームーティエが粘り、3着には3番人気のカフェブリッツが入った。