【ボート】SGで異例の大フライングが発生して、1億円余を返還
「ボートレースクラシック・SG」(19日、戸田)
今年最初のSGレースで、大フライングが発生した。開催4日目の第5R、インの中谷朋子、2コースの浜野谷憲吾、3コースの前本泰和の3艇がフライング。中谷はコンマ10と、SGでは珍しい記録的な大フライング。浜野谷もコンマ07で、この2人は“非常識なF”により即日帰郷。前本はコンマ04で賞典レース除外となった。
さらに、レースは正常なスタートを決めた関浩哉、長嶋万記、山田康二により争われたが、2周2Mでは関が大きく外へ膨れて岸壁に衝突。落水失格となり、ゴールした選手は1着の長嶋と、2着の山田のみ。3連単、3連複、拡連複が不成立で、1億68万7900円の売り上げの99・4%にあたる1億9万3500円が返還となった。
なお、このフライングにより浜野谷はSG・グランドチャンピオン(6月18~23日・多摩川)に出場できなくなった。