【大阪杯】ブラストワンピース迫力増した!池添、成長を確信

 「大阪杯・G1」(31日、阪神)

 有馬記念を制した自信がみなぎっている。レイデオロなど歴戦の古馬を撃破し、頂点を極めたブラストワンピースが、今季の初陣を迎える。いきなりのG1戦となるが、ここまでの調整は陣営の思惑通り。仕上がりは万全と言える状態で、ひと回りスケールアップした姿を仁川のターフで見せてくれそうだ。

 主戦の池添が美浦へ駆けつけ、意欲的に行われた1週前追い切りでは、抜群の動きを披露。雄大な馬体から繰り出すフットワークは、一段と迫力を増していた。鞍上は「1週前なのでしっかりやっておきました。落ち着いていたし、フットワークも柔らかい。今までの1週前追い切りの中では一番良かった。いい形で来ていると思います」と手応え十分のコメント。有馬記念の前から成長ぶりを感じていたが、休養で充電したことで、心身のさらなるレベルアップを確信していた。

 動きを見届けた大竹師も「背中を使えていたし、大きく走っていたね」と充実ぶりに目を細める。阪神コースは外回りではあるが毎日杯を快勝。内回りになる今回も問題なくクリアできるはずだ。ダービー、菊花賞での悔しい敗戦を糧に大きく進化した大器が、2つ目のビッグタイトル奪取へ、視界は良好だ。

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