【ドバイターフ】アーモンドアイ 新兵器で万全“クロス鼻革”着用で操縦性高める
「ドバイターフ・UAE・G1」(30日、メイダン)
新スタイルで初の海外遠征を乗り切る。アーモンドアイは26日、メイダン競馬場の芝コースを軽いキャンターで1周。現地ではトレードマークのシャドーロールを装着せず、代わりにクロス鼻革を着用して調整している。「口向きやハミ受けの矯正」と理由を説明したのは国枝師。操縦性を高めるべく、この中間から馬具を工夫しているという。準備は万全だ。
美浦の検疫厩舎ではピリピリする面を見せていたが、輸送の後は「肩の力が抜けてノンビリしているよ」とリラックスムード。現地ではゲートボーイをつけて練習を行っている。「流れ次第でジャパンCのような競馬をしてもいい。ただ、できればゲートは五分に出てほしいね。スタートさえ出れば、他馬を見ながら運べる」とレースを展望した。
複数の海外メディアから単独インタビューを受けた指揮官。「アーモンドアイに乗っかって、俺も有名になれるよ」。余裕の笑みは自信の表れか-。翌日の最終追い切りを楽しみにしてる様子だった。