【ボート】白井英治がイン逃げで11回目のG1優勝 コンマ01の気迫S

 「海の王者決定戦・G1」(31日、大村)

 人気を集めた1号艇の白井英治(42)=山口・80期・A1=が、インから逃げ切って1着。G1は2017年10月下関周年以来となる11回目、通算では87回目の優勝を飾った。2着は重成一人(香川)、3着には井口佳典(三重)が入った。

 “ゴールデンレーサー”が大村でも存在感を示した。シリーズをオール2連対で引っ張った白井が、発祥地ナイター初のG1を制した。

 レースは3対3の枠なり進入。インからコンマ01と際どく踏み込んで1周1Mを先マイ。1周2Mで差した重成に迫られたものの、しっかりと押さえ込んで振り切った。

 「今節はエンジンというより流れとかSで1号艇をつかめたので、気楽になるようにしかならないと思っていた」と泰然自若の構えで優勝をつかみ取った。

 今年も抜群の安定感を各地で披露。前節のSG・クラシック(戸田)でも優出4着とし、SG、G1で優秀な成績を収めた選手に贈呈される「ゴールデンレーサー賞」の受賞第1号となった。

 「いいスタートを切れているので、次の地元の下関(G1・ダイヤモンドカップ・4~9日)でもいい結果を残したい」と今年初のG1制覇で控える地元記念、そして今後に大きな弾みをつけた。

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