【ドバイGS】マテラスカイ大健闘2着 武豊「意地を見せたかった」

 「ドバイゴールデンシャヒーン・UAE・G1」(30日、メイダン)

 大健闘だ。果敢に2番手を追走したマテラスカイは、逃げ切りを狙う米国馬エックスワイジェットに食らいつき、見せ場たっぷりの2着に奮闘した。

 「日本人騎手としての意地を見せたかったので、このレースに懸ける思いは強かった」-。強い決意を胸に、懸命に右ステッキを振るった武豊は「あそこまでいったら勝ちたかった」と悔しさをにじませる。それでも、09年バンブーエール、10年ローレルゲレイロの4着を上回る、日本馬の過去最高成績に「このメンバー相手に五分の結果は胸を張れる」と誇らしげだった。

 今後について、森師は「使う前から決めていました。BCスプリント・米G1(11月2日、サンタアニタ)に行こうと思ってます」と再び海を渡るプランを表明。日の丸代表スプリンターとして、今度こそ勲章をつかみ取る。

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