【ボート】ボートレース住之江でラピートカップ 名物レースで令和の幕開けだ
「2019ラピートカップ」が5月1日から6日まで、大阪府のボートレース住之江で開催される。このPRのため、箕面市競艇事務局の西川敬規副部長ら関係者と、上條暢嵩(25)=大阪・110期・A1=が25日、大阪市のデイリースポーツを訪れた。
ゴールデンウイークの住之江と言えばこのオール大阪支部戦。初日と2日目の12RはW特選が行われ、1号艇は初日がSG12冠の松井繁、2日目は同7冠の太田和美と名人世代がスタンバイする。特に前者は、過去24回のラピートカップで優勝13回…そんな歴戦の猛者へ挑む若手の中で注目は、初日12Rへ6号艇で出場する上條だ。
今月9日の下関・ダイヤモンドカップでは豪快な3カドまくりを決めて、デビュー6年11カ月でG1初優勝。「エンジンさまさまです」と謙遜しつつも、「惜しかった、では駄目な世界。30歳までにはタイトルを獲っておきたかったので良かったです」とうなずく。
今後は、SGへの出場だけでなく、そこで活躍を演じることを目標に掲げる。令和の幕開けを飾る、地元名物レースへの凱旋。「いい流れに乗っていきたいですね」と成長した姿をファンにアピールする構えだ。1日には元プロ野球選手・金村義明さんのスペシャルトークショーが行われるなど、イベントも多彩に用意されている。