【NHKマイルC】グランアレグリア牡馬斬りに挑む アドマイヤマーズに雪辱だ
「NHKマイルC・G1」(5月5日、東京)
いざ、令和最初のG1覇者へ-。桜花賞馬グランアレグリアが牡馬斬りに挑む。前哨戦を使わず、ぶっつけ本番で臨んだ桜花賞を、1分32秒7のレースレコードで制覇。レース連覇を飾ったルメールは「何でもできるアーモンドアイはすごい馬。だけど、彼女も能力がたくさんあります。いい脚を長く使える。マイルのスペシャリストになれる馬です」と類いまれなスピードを評価した。
距離適性を考慮してオークスではなく、マイル路線に矛先を向けたのも納得の選択だろう。05年ラインクラフト以来、14年ぶりとなる桜花賞馬の参戦。昨年の朝日杯FSは3着に敗れたが、「あの時より強くなったし、精神的にも大人になっている」と主戦は力強くうなずいた。中間は在厩で調整。「一回使ってビックリするくらい体つきが良くなった。冬毛が抜けて毛ヅヤもいいね」と藤沢和師は前走からの上積みを強調する。
昨年の2歳王者アドマイヤマーズとの再戦にも、ルメールは「ノープロブレム。リベンジできると思います」と力強い。世代No.1マイラーの座を証明するべく、桜の女王が府中のターフに立つ。