【NHKマイルC】ヴィッテルスバッハ軽快に1馬身先着
「NHKマイルC・G1」(5日、東京)
ニュージーランドT3着のヴィッテルスバッハは1日、美浦Wで併せ馬を行った。軽快な動きで状態の良さをアピールした。
ヴィッテルスバッハは美浦Wでヒカリトップメモリ(6歳500万下)を3馬身先行させ、ゆったりしたペースでスタートした。エンジンがかかったのは直線に入ってから。内から馬体を並べに行くと、重心がグーンと沈んで一気に加速。パートナーに1馬身先着した。
タイムは5F67秒3-38秒7-12秒7。前走の1週前追い切りにもまたがった石神(レースは戸崎圭)は「トモが力強くなってコーナリングがうまくなった。この短期間で力をつけてきています」と成長ぶりを伝える。池上師も上がり3F32秒9で差し切った前々走、最後方から3着まで追い上げた前走の内容を高く評価。「例年以上のメンバーがそろった印象ですが、ここ2走の末脚を繰り出せば十分に対抗できる」と好勝負を期待していた。