【日本ダービー】ダノンキングリー ステッキ連発1馬身先着 ハードトレで巻き返しへ
「日本ダービー・G1」(26日、東京)
大一番へ向けてハードトレを敢行した。皐月賞3着からの巻き返しに燃えるダノンキングリーは15日、美浦Wで6F80秒1-38秒4-12秒7をマーク。シェーナ(4歳1000万下)を1秒8追走する形でスタートし、直線に入ると何発もステッキを受けながら、1馬身先着を決めた。
攻めの姿勢を見せる萩原師は「帰厩後も順調に来て、追い切りの動きも良かった」と好感触。前走の皐月賞を振り返りながら「直線でいい脚を使って伸びてくれた。この馬の良さはスピードがあるところだと思います」と楽しみにする。
馬主の(株)ダノックスはダービー未勝利。指揮官は「獲ってもらいたい気持ちはあります」とオーナーの悲願を達成し、これまでの恩に報いるつもりだ。