【ボート】福岡オールスターカウントダウンコラム2
「ボートレースオールスター・SG」(21日開幕、福岡)
福岡でオールスターが開催されるのは、2年ぶり5回目となる。博多湾に向けて流れる那珂川の河口に位置し、海水に近い汽水で干満差のあるコース。最近3カ月のイン勝率は52・8%(2~4月)あるが、1Mがスタンド側に大きく寄っているため、インから逃げるためには技量が要求される。また、3コースの1着率が17・3%と高いことも特徴の一つといえる。
2017年開催の予選4日間をコース別で振り返ると、インが26勝、2コースは5勝、3コースは9勝、4コースは7勝、5コースは0勝、6コースは1勝。やはり、イン以外では3コースの勝ち星が多いことが分かる。舟券戦略はイン中心に本命サイドを押さえつつ、センター勢のアタマを狙うことが良策になりそうだ。
現行のエンジンは昨年7月から使用され、すでに相場は固まっている印象。37、52、69号機が高い2連対率を誇っている。特に37号機は、3月末に徳増秀樹が使用して優勝。2節前には瓜生正義が使用して、優出3着と活躍している。
近況では13号機も、4月の一般戦で中沢和志が使用して優勝と好気配。数字こそ目立たないが、33号機は昨年12月に西川昌希、正月開催では篠崎仁志が優勝してから好調持続。調整次第では今回活躍をみせても不思議はない。