【ボート】福岡オールスターカウントダウンコラム3
「ボートレースオールスター・SG」(21日開幕、福岡)
ファン投票により出場戦が決まる夢舞台。シリーズの行方を占う初日12Rのドリーム戦のメンバーは(1)峰竜太(2)毒島誠(3)桐生順平(4)大山千広(5)井口佳典(6)小野生奈。SG史上初めて、ドリーム戦に女子が2人出場。特に、大山はSG初出場の快挙でもある。
主軸は1号艇の峰だ。今年は1月の芦屋周年記念でG1優勝。直近も4月の大村一般戦、地元からつのゴールデンウイーク開催で連続Vを決め、リズムは良好。昨年のグランプリ覇者が、3回目のSG獲りに臨む。
5号艇・井口も近況の動きは悪くない。3月の大村周年記念、4月の下関ダイヤモンドカップでG1連続優出。津のゴールデンウイーク開催を制し、勢いに乗って7回目のSG戴冠を目指す。
ドリーム組以外では吉川が好調だ。3月のクラシックで11年3カ月ぶりのSG制覇。4月のG1・マスターズチャンピオンで優出2着。尼崎のゴールデンウイーク開催も優勝し、快進撃を続けている。
地元の福岡支部からは12人が大挙出場。SG9冠の瓜生正義を筆頭に、岡崎恭裕、篠崎仁志、石川真二、羽野直也らが好走を誓う。
女子はドリーム戦の2人を含めて8人が参戦。その中でも、守屋美穂は1月の大村男女W優勝戦、3月蒲郡のヴィーナスシリーズでV。女子戦で安定した走りをみせている。最高峰のSG舞台で、どんな活躍をみせるか注目が集まる。