【日本ダービー】ダノンキングリー&戸崎圭 逆襲へ「すごくいい感じ」手応え上々
「日本ダービー・G1」(26日、東京)
ダノンキングリーは22日、美浦Pでシェーナ(4歳1000万下)と併せ馬を行った。2馬身追走する形から徐々にペースアップし、直線では外へ出すと、最後は馬体を合わせてフィニッシュ。5F69秒6-39秒6-12秒9をマークした。感触を確かめた戸崎圭は「道中のハミ取り、折り合いを確認しました。馬の状態はすごくいい感じです」と合格点。大舞台へ向けて出来は上向いている。
皐月賞は頭、鼻差の3着。鞍上は「最後、直線の進路取りで馬場のいいところと悪かったところの差はあった」と荒れ気味だった内を通りながらの内容に「改めて力を感じさせる走りをしてくれた」とうなずく。デビューからの連勝は3で途切れたものの、悲観する内容ではなかった。
さあ巻き返しだ。09年の覇者ロジユニヴァースも管理した萩原師は、「もちろん、そう思っての出走となります」と静かに闘志を燃やす。昨年はエポカドーロで2着と悔しい思いをした鞍上も「勝ちたいです」と力を込める。打倒サートゥルナーリアへ。陣営の中では逆転Vの構想は出来上がっている。