調教師、騎手免許の有効期間が改定 通常2月末満了も…条件満たせば延長可に

 JRAは7日、調教師と騎手の免許の有効期間を、条件を満たせば3月第1火曜まで延長できるよう競馬関係法令の規定変更を整えたと発表した。来年2月末から適用する。

 調教師免許は2月末が満了日だが、引退に際して出馬投票の木曜日が2月、同節開催日が3月だと、出馬投票と出走で管理調教師が異なるケースがあった。今回の規定変更は、3月第1月曜に代替開催がある場合を含め、こうした不都合を解消する必要が生じたケースに適用する。

 騎手免許は2月最終週の開催が降雪などで延期され、予定されていた最終騎乗機会が失われないように取り計らう措置。開催中止などがあった場合に、臨時に1節、免許期間を延長する。ただし、騎手から直接調教師に転身する場合は兼業禁止規定が優先され、期間延長の対象から外れる。

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