【競輪】岸和田G1にプロBMXレーサーの阪本章史が登場「五輪は女子がメダルに近い」
「高松宮記念杯・G1」(13日・岸和田)
G1開催中の岸和田競輪にプロBMXレーサーで2008年の北京五輪で日本代表として出場した阪本章史(37)が来場。4、6R発売中に場内イベントステージでトークショーに出演した。
8歳でBMXに触れた阪本は「最初はマウンテンバイクしか買ってもらえなかったんです。1年後に(BMXバイクを)買ってもらってからは、思い切り乗りましたね。道具が良くなくても、後に伸びるんですよ」と幼少時の思い出を語った。
トークショーの途中にはデモンストレーションが披露され、山下秀大さん(15)がステージ前を往復した。この試技を見た阪本は「行きは100点、帰りは20点ですね」と微妙な評価を下した。
競輪選手にはBMX出身者が多い。今回の高松宮記念杯に出走している古性優作(大阪)もその1人。阪本は「直属の後輩ですね。小さいころから見ていました。彼は人一倍頑張っていましたね。競輪でこれからももっと頑張って、トップになってほしいですね」と古性にエールを送る。続けて「自転車のコントロール能力が優れているので、これが競輪に有効なんでしょう」とBMX出身者が競輪でも活躍する要因を分析していた。
20年の東京五輪について振られると、阪本は「自転車競技全体、頑張ってほしいですね。BMXでは女子が期待できますよ。男子は少し厳しいですが、女子は強いのでメダルの可能性はあります」と展望を語った。